もう交わる可能性は低い
年末(大晦日)に向けて格闘技のマッチメークが話題を呼んでいます。
RIZINでは次々と話題性のあるカードが発表されています。
その中でここ数年ずっとファンの関心を集めてきたビッグカードが実現の可能性が消え掛かっている様です。
神童・那須川天心 vs K-1王者武尊
那須川選手自身がもう交わる事は無いと思うと発言しました。
先日は武尊選手は実現させたい旨の発言をKー1のリング上からしていたのですが・・・
K-1は鎖国団体になってしまったのか
以前、日本の格闘技と言えばKー1でした。
反逆のカリスマ・魔裟斗選手や神の子・山本KID選手を中心に海外勢もミルコ・クロコップ、アーネスト・ホーストなど実力者揃いでした。
石井館長が表舞台から退いた辺りから潮目が変わり始め凋落を一途をたどってしまった気がします。
そこに近年スター候補と呼べる武尊選手が現れ勢いを取り戻しつつあった気がします。
そして、ここ数年二人の対戦の機運が高まっては消え、高まっては消えでした。
昨年辺りから武尊選手が名指しはしないものの那須川選手を意識した発言を連発。
ファンが望む試合をやりたいと。
那須川選手自身もSNSなどで早く正式にオファーをしてくれと言っていました。
何が真実かは分からないですが、報道や各団体のHPやSNSを見ていると実現しない一番の原因はどう考えてもK-1側にあると思います。
何故Kー1はこのビッグカードを拒むのか?
拒む事によって、逆に看板選手である武尊選手の名声に傷がつくとは考えないのでしょうか?
様々な大人の事情があるのは分かりますが
この二人が戦うとなれば、現時点で考えられる日本人同士のカードとしては最高のものです。
どこのリングでやるのか?
放映権は?
など様々な事情や思惑が絡むのは分かります。
大きなお金が動く事は間違いない訳で、興行主としては自分のところのリングでやりたいのが当たり前です。
個人的にはKー1もRISEも難しいのであれば、認知度・中立性から言ってRIZINのリングしか有り得ないと思います。
ファンが見たいカードを提供しないスポーツ団体に未来は無い。
ヒクソン・グレイシー vs 桜庭和志 は遂に実現しなかった。
その後のPRIDEがどうなったか・・・
もちろんこれだけが原因で無いのは間違いないと思いますが。
ボクシング界などはファンが望むカードを次々と実現させてきた気がします。
それでもサッカーや野球などに人気は遠く及ばない。
格闘技をメジャーにというのが各団体のトップの方々が常々言っておられる言葉です。
ならば、垣根を超えて大人の事情を調整して「旬」の間にやるべきです。
年齢的に考えて武尊選手のピークはここ1〜2年が最後だと思います。
2020年はスポーツの年になると言っても過言では無いと思います。
その大晦日にファン垂涎のカードが発表されれば良いなと思います。
来年の大晦日のカード発表時にはこのブログで、昨年書いた事が現実になりましたっていう記事を書きたいと思います。
那須川天心 vs 武尊
強いのはどっちだ?
最強にキックボクサーはどっちだ?
ファンが見たいのはこれです。
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