日本人一位は意味が無い、世界で戦える記録

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前半から飛ばしに飛ばして優勝

昨日、行われた大阪国際女子マラソンで松田瑞生選手が2時間21分47秒で見事優勝。

前半からペースメーカーを抜かすのではないかという位の勢いで飛ばしていました。流石に最後は少しバテましたが設定タイムを大きく更新する記録で東京オリンピック代表はほぼ手中にしたと言っても過言ではないでしょう。

これ位飛ばしていかないと世界では戦えない

昨今のマラソンで良く聞かれるフレーズが「日本人一位」とか「日本人何位」とかいう表現。

オリンピックや世界選手権の代表権が絡むのでもちろんそういう表現が必要なのは分かる。
しかし、それを考えるあまり消極的なレースになりハイペースで飛ばす海外勢に誰も着いていかないというのも良く見た。

今回は順位ではなくタイムが必要だったので、3強と呼ばれた3人も最初から先頭集団についていき勝負をかけていた。

アフリカ勢に勝つのを久々に見た

そんな中で松田瑞生選手の走りは圧巻の一言。

大会新記録、日本最高記録を目指していた様でその面では更新出来ずに残念そうでしたが最初から突っ込み31km過ぎではスパートをかけてアフリカ勢やアフリカ出身選手を置き去りに。

アフリカ勢を置き去りにして勝つ選手を久々に見た気がする。強いの一言。

東京オリンピックでメダル争いが期待出来るのではないだろうか?

もう一人のプロフェッショナル

そして、昨日のレースではペースメーカーを務めた新谷仁美選手の高速ペースでの引っ張りも目立った。

都道府県対抗女子駅伝、海外でのハーフマラソン、そして昨日と超人的なスケジュールをこなしている。

しかも、その全てで期待に応える見事なレース。正にプロフェッショナル。

本人も東京オリンピックの1万メートルで出場そしてメダルを狙うと公言している。常に世界を見ている意識の高さから見てもチャンスはあるのでは。

ちなみにシューズは

昨日の松田瑞生選手はニューバランスのシューズ。

伝説のシューズ職人の三村仁司さんが作成した特注品。

しかも、レース直前まで三村氏は調整をしていたらしい。
当日の足を見てテーピングを普段より強くしたり。

それが当たり前でそれが出来ないならば、大した職人ではないとおっしゃっていた様です。

厚底シューズを禁止するかもと言ったくだらない議論は無意味だというのを証明してくれた様に感じます。

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