やはりマラソンは難しい、東京マラソン2020は大迫が底力を見せた

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3強と言われていたが・・・

レース前は大迫、設楽、井上の3強の争いと見られていたが終わってみれば大迫の強さが際立ったレースになりました。

13km、22kmと二度先頭から遅れ井上とのタイム差も開いていったが、そこから粘り33km付近で井上が居た第二集団に追いつきます。

井上はそこまで2時間3分代の超ハイペースに勇気を持って付いていったツケがきたのか明らかにキツそうでした。

それを確認すると猛然とスパート。
ここでタイムとの勝負になりました。

差し込みがきていたのかと思いきや

井上をかわしてからも、シャツを捲り上げ脇腹辺りを触る仕草が見えました。
MGCの時にも見せた仕草でしたが、差し込みがきていたのかなと思いましたが差し込みがこない様にするいつもの仕草でもあった様です。

ゴールの時には派手なガッツポーズを作り、何か吠えてゴール。

ああいう姿は初めて見ました。

自らの日本記録を大幅に更新する2時間5分29秒で東京オリンピック代表の座をほぼ手中にしました。

強かった。この一言に尽きると思います。

3強の残り2人は厳しいレースになりました

井上選手は2時間3分〜4分台の想定タイムの先頭集団に付いていき4分台が出るかと思いましたが、最後は完全にガス欠してしまいました。

しかし、世界と戦っていくには5分台や6分台では勝てません。

やはり世界と戦って勝っていくには4分台が必要という事で勇気を持って付いていったんだと思います。

設楽選手は今回は最初から飛ばす事はせずに第二集団に最初から着きました。

昨年の様に後半追い上げるパターンの再現を狙っているのかなと思いましたが・・・

全くペースは上がらず、見せ場無しに終わりました。
どこか体調が悪かったのでしょうか?
それでも2時間7分台にまとめてくる力は大したものですが、3強の一角であり前日本記録保持者としては寂しい結果になりました。

やはり難しい競技

レースを見ていて思うのは、やはりマラソンというのは難しい競技だなと思います。

42.195kmという長丁場の競技。

身体一つで戦う競技なので、やはり当日スタートラインに立った時にいかにベストの体調を維持しているかが大事だなと思います。

そして、世界のトップレベルは2時間を切ろうかという争いになってきています。

日本勢はそういう意味ではまだまだ世界レベルには達していないのかなと思います。
今日のレースで新たに2時間6分台の選手が2人誕生しました。

今日はダメだったとはいえ、やはり3強とMGCで上位2人だった中村、服部を加えた5人を中心にこれから益々引っ張っていって欲しいと思います。

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