山口俊投手がポスティングシステムでメジャー移籍へ
読売の山口俊投手がポスティングシステムを使って今オフにメジャーリーグ移籍を目指す事になった様である。
これまで読売はSoftBankと共にポスティングを認めてこなかった。
今回も報道が出た際には認めないだろうと思っていた。
しかし、まさかまさかの容認。
その裏には山口投手は横浜からFAで移籍してきた際に年次の指定は無いもののポスティングでのメジャー移籍を容認するという条項が契約の際にあったみたいです。
これに関しては読売と山口投手の契約の事なので特に何もありませんが、最近誰でもメジャーメジャーと言い過ぎる気がしています。
メジャーの先発投手は中四日
メジャーリーグの先発は完全中四日が主流である。(最近はダルビッシュなどの影響もあり中五日もたまにあるみたいだが)
日本であれば中五日もほとんど無く、基本は中六日である。
ダルビッシュも以前語っていたが、中四日では肩や肘の炎症は取れない。
メジャーは球数がかなり厳しく管理されていて先発であれば100球が目安と言われているが、それでも中四日は難しい。
タフネスなイメージのある山口投手だが果たしてどうか?
個人的な考えでは正直難しいのでは無いかなという感じである。
それが証拠に日本からアメリカに渡った先発投手でずっと先発一本で活躍し、ローテーションを守り続けている投手はほぼ居ない。
パイオニア的存在である野茂英雄さんの時代から考えても、田中将大投手くらいでは無いだろうか?
その田中投手でさえ一度肘を痛めて離脱している。
何故、メジャーを目指し続けるのか
日本人選手は最近活躍すると投手、野手問わずメジャーリーグ移籍を希望する選手が多い。
何故だろう???
メジャーの信じ難い金額の給料ももちろんあると思う。
プロとして一番レベルの高い場所で自らの力を試したいというのもあると思う。
しかし、現段階で本当にメジャーリーグが世界で最もレベルが高いのか?
ワールドシリーズなどと言っているが、あれは「ワールド」では無い。アメリカシリーズである。
アメリカ、日本、韓国、台湾辺りのプロリーグがある国のチャンピオン同士が戦う真のワールドシリーズがあっても良いと思う。
サッカのクラブW杯の様なイメージである。
まずは日本シリーズの勝者とワールドシリーズ(アメリカシリーズ)の勝者で真のワールドシリーズをやってもらいたい。
そうする事によって、今の流れが変わる可能性もあるのでは無いだろうか?
そうすれば日本人選手がメジャーに憧れるだけではなく、メジャーのビッグネームが日本入りを熱望する様な時代がくるかもしれない。
例えば、ジャッジが阪神タイガース入りという事が起こるかもしれない。
どこの国が最もレベルが高いのか?というのを早急にやってもらいたいなと思います。
それが野球人気回復の一助になる気がしています。
現時点で12球団でポスティングシステムを認めないと宣言しているのは福岡SoftBankホークスだけである。
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