波乱の連続
あけましておめでとうございます。
今年もスポーツを中心に持論を書いていきます。
まずは2021年の箱根駅伝。これを書かない訳にはいきませんね。
今年の箱根はとにかく波乱の連続でした。
往路では、連覇を狙った青山学院大学がまさかのシード圏外の12位に沈みました。5区間中3区間でミスが出ると流石の青学でも勝てません。
大黒柱の神林選手が直前に疲労骨折していた事が後から判明。この時点でもしかしたら優勝は難しくなっていたのかもしれません。岸本選手を怪我で欠いたのも痛かった。
ハイペースが予想された1区でも、マラソン愛好家のジョギング並みのスピードでのスタートでした。これも色々な波乱の一つになった気がします。
そして、往路最大の波乱は大変失礼ながら創価大学の優勝だと思います。
試合前に創価大学の優勝を予想していた人はいなかったと思います。只、圧倒的な強さでした。特に4区の島津選手が昨年に引き続き快走を見せ一気に往路優勝を手繰り寄せました。
飛び抜けた選手は居なくても5人それぞれが全くブレーキ無く、区間上位でまとめてくる強さがありました。
往路を終わって2分以上の差を2位につけ、初の総合優勝が見えてきたかなと思いました。
奇跡の大逆転
復路は選手層の厚さの」「差」が出た気がします。
往路で12位に沈んだ青山学院大学は何と総合4位まで浮上。それも3位が見える位の位置まで盛り返してくる驚異的な追い上げでした。
往路の2区もしくは5区のどちらかでブレーキが無ければ・・・もしかしたらと思ってしまいます。
総合力の違いが出ました。来年も優勝候補ですね。
創価大学も区間上位でまとめ9区で区間賞の走りが出て、3分以上の差をつけてアンカー10区へ。
解説の方々の口ぶりも創価の初優勝で決まりという感じでした。9区の走りが優勝を決定づけたという事になりました。と仰っていました。
私の様な駅伝ファンも99%の方が創価の初優勝を確信したと思います。
しかししかし、ドラマがありました。
奇跡と言っても過言では無いと思います。
3分以上あった差がみるみると縮まっていき、20km手前で遂に確実に見える位置まできました。
そして20km過ぎ、並んで少し並走、一気に抜き去りスパート。
創価の選手に追いかける足は残ってませんでしたね。
結果論ではありますが、駒大には10区にもあの走力を誇る石川選手を配置出来る層の厚さがあったのだと思います。往路を走っていてもおかしく無いレベルの選手です。
創価の小野寺選手もかなりショックだと思いますが、人間誰でも調子の悪い日はあります。それが運悪くたまたま昨日だっただけだと思います。
それも又スポーツの面白さだと思います。
まだ3回生。来年の箱根でやり返すチャンスが残っています。注目していきたいと思います。
実況の方の最後のアナウンスも感動的でした。
今年も最高に楽しい箱根駅伝でした。今から来年が楽しみです。青学・駒大・東洋・東海それに創価も優勝争いに絡んでくるかなという感じです。
来年は何も気にする事無く、普段通りの箱根駅伝が開催される事を強く望んでいます。
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