43回目の優勝は凄い 大相撲 横綱・白鵬

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一人横綱の責任を果たす

九州場所は横綱・白鵬の43回目の優勝で幕を閉じました。

14勝1敗。強かったですね。

休場者が続出した今場所、一人横綱の責任をしっかり果たしたと思います。
しかし、色々な意見もある様です。

相撲は格闘技のはず

白鵬のかちあげや張り差しが横綱らしくないという意見がある様です。

いつも思うのですが、それはおかしい。
ルール上違反でも無ければ、横綱が使ってはいけないともどこにも明記されていない。
横綱らしく無いという抽象的な意見での批判は良くない。

そもそも相撲は格闘技。神事だという人もいるが、勝ち負けを決め賞金も出る。
番付があり、幕下以下には給料も支払われない。(本場所手当は除く)
それを神事だと言い張るには少し無理がある。

格闘技である以上結果が全てである。
更に横綱は勝ち続けなければ引退が迫ってくる地位である。
勝たないといけない。勝つ事が仕事である。

横綱審議委員会は必要か?

いつも何か良く分からない事を言い出すのは横審である。

今回も横審が言い出している。

しかしながら、横審は相撲経験者でも無ければスポーツ経験者であるとも限らない。
いわば素人の集まりである。只の相撲好きという面では私を含めた1ファンと対して変わらない。

元横綱・大乃国の芝田山親方も今回特に相撲協会として白鵬や親方に注意などは考えていないという。

場所中解説に来ていた元横綱・稀勢の里の荒磯親方も言っていたが張り指しやかちあげは脇が空く。しっかり踏み込めば空いた脇を指し、一気に持っていける甘い技でもある。
現役時代の稀勢の里はその方法論で一気に寄り切ったり、勝ったりした相撲があった。

何度も対戦し、普段の稽古場でも見ている訳でそこで対策を講じて考えて本場所に挑むのが正しいプロの姿であると思う。
そういう意味では対戦する他の力士が少し情けない。

又、横審は一定しない。
元稀勢の里が8場所連続休場していた際には途中でしっかり治してから出場してもらいたいと語っていた。
しかし、白鵬や鶴竜が少し休場が増えると「注意喚起」などと言い出す。どう考えてもおかしい。
日本人横綱を何とかしたいというのが見え見えである。(白鵬は帰化し現在は国籍は日本人である)

個人的にはこういった一定しない組織は必要ないのではないかと思う。

世代交代はまだまだ先かな

大関取りの場所であった関脇・御嶽海も負け越しどころか9敗し17場所連続で守り続けた三役の地位すら失った。2020年は0からの再出発である。

年間最多勝は小結の朝乃山が獲得したが、勝利数・勝率共に過去最低を更新してしまった。
年6場所全て勝ち越した同じく小結の阿炎も中々二桁には手が届かない。

有望な若手、大関候補は沢山いるが誰も抜け出せない。
良く言えば群雄割拠、悪く言えば団栗の背比べである。

個人的に期待していた新十両の豊昇龍も負け越してしまった。

世代交代はまだまだ先になる気がする。
現在の大関陣の調子や体たらくぶりを考えると白鵬の優勝回数は45回、50回と狙える様な気もする。

日本の国技である大相撲が更に発展していく為にも、国籍問わず若い方にも頑張ってもらいたい。
ベテラン勢には壁になってもらい、切磋琢磨して盛り上げてもらいたいなと思います。

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