戦後初の夏の甲子園中止

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最悪の決定

夏の全国高校野球選手権大会の中止が高野連から発表されました。

誤解を恐れずに言うならば最悪の判断であると思います。

もちろん現在の状況から昨年までと同じ形での開催は残念ながら難しいでしょう。
しかしながら、中止の理由が「リスクを完全に無くすことが出来ない」でした。
つまり0リスクじゃないと出来ないと言う事なのでしょうか?

0リスクというのは有り得ないです。

試合中に地震が起きない保証はありません。
夏でもインフルエンザはあります。
食中毒もあるでしょう。

0リスクじゃないと開催出来ないというのは責任を取りたくない大人達の都合の良い意見に聞こえてしまいます。

コロナだけの0リスクとしても、完全に消えてなくなる可能性は現時点ではほぼ不可能でしょう。

それこそ5年以上かかるのは間違いありません。
5年以上ずっと中止を続けるのでしょうか?

何とか開催の方法を探る姿勢が欲しかった

甲子園での大会は以前からアンチがいたのも事実です。

炎天下だ、投げ過ぎだなど色々とアンチが言ってました。

にも関わらず開催をしてきた高野連が今回はあっさりと中止にしてしまった印象があります。どうしてもそういう印象が拭えません。

無観客にするとか色々と開催出来る方法を探る姿勢を見せて欲しかったです。

「次のステージで頑張って欲しい」

とか

「切り替えて次へ向かって欲しい」

とか

「甲子園だけが人生じゃない」

とか色々な人が色々な事を言ってますが、恐らくどれも球児の皆さんには響かないと思います。

大学な社会人、プロで続けられる人は限られた選手だけです。

この高校野球で野球人生の集大成をと思っていた選手の方もいると思います。

一部の選手の中には、この高校野球が就職活動(プロ、社会人)だった人もいるでしょう。

そういう全ての選手の人生を潰してしまった決定は非常に大きいと思います。

もちろん野球だけではなく、高校総体やコンクールなども全て中止の判断が取られています。
この後もこの流れは続くでしょう。

切り替えて勉強しろ!とか言ってる人もいましたが、どういう思考回路だとそういう意見になるんでしょうか?

責任論

結果的には高野連もその他の競技やコンクールも全て誰も責任を取りたくないから、ある意味一番簡単な「中止」という決定をしたのだと思います。

何かあった時に責任を取るのはもちろん厳しい事です。しかし、それがトップの責任であると思います。

大阪府の吉村知事はいわゆる「大阪モデル」での自粛の一部解除で又感染拡大があれば責任は自分にあるとはっきりと仰っています。

これがリーダーであると思います。

高野連や総体のトップにはそういった気概のあるリーダーは不在だったという事が証明されてしまったと思います。

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