スポーツ界の連帯責任論はどうもおかしいと思う

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スポーツ

東海大学の薬物問題

先日、東海大学の野球部のメンバー数人が禁止薬物を使用していたとして無期限の活動停止処分が発表された。

大前提として、禁止薬物を使用するという事は論外であり話にならない。
大学生といえば19歳〜22歳の方が多い。つまりほとんどの方は成人している訳で20歳にもなって善悪の区別もつかないのかと寂しくなる。

報道によると、大学の野球部の寮内で使用していたという事である。

学校外の場所であるならばともかく、学校が用意している寮内で起こったという事で自体を重く見たという側面もあるとは思います。

使用した学生が無期限活動禁止もしくは退部、退学処分になるとしてもそれは仕方ない。正に自業自得である。

しかしながら、当然であるが使用していない部員が大半である。真面目に野球に取り組んでプロや社会人、独立リーグを目指している方もいるはずである。
その選手達にとっては、リーグ戦を始めとした公式戦に出れないのは死活問題である。

人生がかかっていると言っても過言では無い選手もいるはずである。

スポーツ界、特に学生スポーツ界は「連帯責任」が多過ぎる。大勢の中の1人、2人が行なった事で全ての選手の道が閉ざされる様な事はどう考えてもおかしい。

又、過ちを犯してしまった選手も自分のせいでと一生悔やみ続ける。それが良い事であるはずが無い。

何故、学生スポーツ界は連帯責任にしようとするのだろう?

旧態依然とし過ぎてはいないだろうか?

過ちを犯してしまった事は100%良く無いが、しっかり指導して立ち直らせるのも大事な気がします。
その為には、連帯責任ではなく本人個人の責任のみにしておかないと遺恨が残ってしまう可能性もあると思います。

是非、再考して頂きたいなと1スポーツ愛好家として思っております。

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